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「防虫塗料」でマラリア・デング熱予防 関西ペイント、海外に販路拡大

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「防虫塗料」でマラリア・デング熱予防 関西ペイント、海外に販路拡大

 塗料最大手の関西ペイントが、インドとタイ、ベトナムの3カ国で防虫効果を持つ住宅用塗料の販売に乗り出すことが22日、分かった。蚊を媒介とした感染症を防ぐ商品として売り込む。先行して販売しているマレーシアやインドネシア、ミャンマーなど5カ国で好調なことから、事業の拡大に踏み切る。

 現地子会社の工場で生産し、年内に売り出す計画で、認可取得などの手続きに入っている。防虫効果塗料は2011年に南アフリカの子会社が開発したもので、室内の壁などに使う。塗装面にとまった蚊は弱り、家に寄りつきにくくなるという。

 東南アジアでは14年に発売したマレーシアを皮切りに、計5カ国に広げた。日本国内でも15年から「ムシヨケクリーン」として販売しているが、東南アジア諸国の方が売れ行きが好調。蚊よけは、マラリアやデング熱などの命にかかわる感染症の予防につながるためだ。

 手軽な蚊対策として各国で知られるようになり、家庭だけでなく病院や学校にも使われているという。昨年発売したインドネシアでは、販売開始3カ月で販売数量は一般的な塗料製品と比べ5~10倍になった。

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