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【エンタメよもやま話】学費3000万円「飛び級のススメ」、学生ローン156兆円「豆を食べ1週間」…英米の大学、恐ろし過ぎるキャンパスライフ

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【エンタメよもやま話】
学費3000万円「飛び級のススメ」、学生ローン156兆円「豆を食べ1週間」…英米の大学、恐ろし過ぎるキャンパスライフ

米カリフォルニア州のスタンフォード大のキャンパス 米カリフォルニア州のスタンフォード大のキャンパス

 2月15日付のインディペンデント紙によると、英の物価は今年1月、約2年半ぶりの高水準となり、ある財団の調査によると、適切な生活水準を保てない人々がここ6年で400万人から1900万人に急増。一方、2008年以来、平均的な物価は3割アップしたにも関わらず、平均所得が上がった人々は全体の約半数しかおらず、多くの世帯がギリギリの生活を強いられていると言います。

 さらに、こうした高額の授業料や生活費の高騰、そしてEU(欧州連合)からの離脱後の経済不安要因から、英の大学への入学を希望するEU圏内の高校生が減少していることです。昨年度の出願総数は前年度比5%減の46万9490人でしたが、EU圏内からの出願総数は7%減。ここ10年で初めて減少に転じたのでした(2月2日付インディペンデント紙)。

 何だか大変過ぎることになっているのですが、こうした“四面楚歌(そか)”的苦境のため、英では、国の学生ローンの債務の焦げ付きが社会問題化しており、将来、これらを税金で処理することになれば国民(納税者)から大きな反発がでることが予想されます。大学生はますます、肩身の狭い思いをするというわけです…。

 原稿を書いていて、陰鬱(いんうつ)な気分になりそうなのですが、米国の大学生もいま、別の意味で大変なことになっています。

 2月17日付の米紙ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が報じているのですが、米の有名私大のひとつ、ニューヨーク大学が、授業料などで年間計6万6000ドル(約740万円)、4年間で計約3000万円(家が建つぞ)という高額過ぎる学費負担を少しでも軽減できるよう、この日、学生が4年以内、つまり飛び級で卒業できやすくする措置を発表したのです。

 具体的には、ひとつの授業で2単位もらえる授業を増やすほか、夏休みの間に地元のコミュニティー・カレッジなどの授業に出れば、最大8単位がもらえるといったユニークなもので、こうした措置をフル活用すれば、3年で卒業可能になるといいます。

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