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【エンタメよもやま話】学費3000万円「飛び級のススメ」、学生ローン156兆円「豆を食べ1週間」…英米の大学、恐ろし過ぎるキャンパスライフ

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【エンタメよもやま話】
学費3000万円「飛び級のススメ」、学生ローン156兆円「豆を食べ1週間」…英米の大学、恐ろし過ぎるキャンパスライフ

米カリフォルニア州のスタンフォード大のキャンパス 米カリフォルニア州のスタンフォード大のキャンパス

 さらに、国の学生ローンの債務を政府が民間企業に売却することになれば、状況がさらに悪化(理由は後ほどご説明します)し「学生のメンタルヘルスに重大な悪影響を及ぼすだろう」と訴えました。

 英学生連合(NUS)のシェリー・アスキス部長も前述のインディペンデント紙に「学生たちは、年々増加する巨額の借金を抱え続けている。NUSは、こうした状況が労働者階級家庭の学生の大学受験状況に与える影響について懸念している」と苦悩のコメントを寄せました。

■英国かつて授業料は無料だったのに…しかも6年で3倍に

 英国の大学の授業料はかつては無料でした。国がすべて賄っていたのです。しかし国家財政の逼迫(ひっぱく)で1998年には年間1000ポンド(約14万円)に。これが2006年に3000ポンド(約42万円)に。そして2012年にはいきなり3倍増の9000ポンド(約126万円)になりました。英国の大学は3年で卒業になるので、日本円にして計約380万円が必要になります。

 学生たちはこれを国の学生ローン(もちろん金利が付きますよ)で返済するわけですが、現在、こうした政府の学生ローンの総貸出残高は710億ポンド。日本円にして何と約9兆8800億円にものぼります。

 マンチェスター・メトロポリタン大学で栄養学を学ぶ女子学生フィオナラ・アレンさん(2年生)は前述のインディペンデント紙に「(授業の合間に)月30時間ほど働いていますが、稼いだお金の殆どは家賃、食費、光熱費に消えてしまいます。授業中や勉強している時にもお金のことを考えねばならないのは本当にストレスフルです。私とルームメートは1週間、米と豆だけで過ごすこともあります」と話しました。

 おまけに、こうした大学生たちの状況はさらに悪化するとみられています。大きな理由のひとつは英で進むインフレと賃金ダウンです。

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