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「薬を通じ 地域医療貢献を」 三津家正之・田辺三菱製薬社長

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「薬を通じ 地域医療貢献を」 三津家正之・田辺三菱製薬社長

 薬価制度の改革やバイオ医薬品の台頭など事業環境が激変する医薬品業界。今年、米国進出に挑む田辺三菱製薬の三津家正之社長に、今後の海外戦略や薬価制度改革に対する考えなどについて聞いた。

 --今年は米国でALS(筋萎縮性側索硬化症)の治療薬の販売を予定している

 「ALSは呼吸に必要な筋肉などが萎縮し、力がなくなっていく難病。米国で販売するのは症状の進行を抑える薬で、患者団体などから問い合わせも多く、期待感が極めて高い。2020年の米国での売上高目標は800億円で、今後、ALS治療薬のほかにも、希少でも必ず需要のある治療薬も発売したい。すでにそういう薬剤を持っている企業の合併・買収(M&A)を検討中だ」

 --医療費抑制の観点から、薬価制度改革に注目が集まっている

 「目先の薬価の上下よりも、医療制度の維持と製薬産業の発展について社会的議論が深まることが重要。世界を見回しても、新薬を生み出すことができる国というのは米国とヨーロッパの一部、そして日本に限られている。日本が世界と肩を並べられる産業をどう残すかも議論の焦点になるだろう」

 --これから取り組んでいきたいことは

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