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【関西の議論】「丹波」はうちが“本家” 「篠山市」を「丹波篠山市」へ改名論浮上の裏…お隣の「丹波市」へ“恨み節”も

 しかし、市名をめぐる混乱やデメリットを何とかしたい-との思いは途切れることなく、25年秋には市と3団体が丹波市に対し、「丹波」と「丹波市」の使い分けを明確にするよう申し入れている。

 それなのに、篠山市の各団体の関係者は「そのときのお願いがうやむやになってきている。いまになって丹波市に市名を変えろとはいえないし…」といい、昨年末頃から篠山市の名称変更が昨再燃し始めたという。そこには市制施行の際、「丹波は広域的な名前と考え、こちらはあえて市名に付けなかったのに」(団体関係者)との思いも根底にある。

 平成大合併の際はさまざまな市名が生まれ、キラキラネームの都市版ともいわれた「南セントレア市」など珍名騒動も話題になった。すでに定着した市名を変えようという話は前例がないが、篠山市の変更推進派は「市制20周年に合わせ丹波篠山市に改名する。これが最後のチャンスだ」と意気込む。

 27年に民謡・デカンショ節などのアピールで日本遺産認定第1号のまちになったことも、丹波篠山ブランドの強化に拍車をかける。酒井市長も3月議会の施政方針で「(市名変更への)調査検討を進めていく」と述べ、要望に前向きな姿勢だ。

 一方、丹波市は今のところ静観の構え。また篠山市民にも「篠山は由緒ある素晴らしい名称だ」「丹波篠山と書くのは面倒」などと変更に反対する意見がある。改名問題は市民に浸透しているとはいえず、「大半は無関心」(市民)ともいわれ、今後はどう議論を盛り上げ、機運を高めていくかも問われそうだ。

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