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【関西の議論】「丹波」はうちが“本家” 「篠山市」を「丹波篠山市」へ改名論浮上の裏…お隣の「丹波市」へ“恨み節”も

 当時の資料をみると、「歴史的に全国レベルの名称。篠山をイメージする向きもあるが、伝統ある丹波の名称を継承し、事実上の新しい丹波をつくり上げていけば良い」などとある。

 これに対し、住民から異論が上がったほか、当の篠山市をはじめ、丹波地域内の自治体からも見直しを求める声が出たという。当時を知る関係者は「確かにすんなり決まったというイメージではなかった」と振り返る。

 だが協議会は「公正に判断して決めた」「旧国名を新市名などにしているところもある」と伊勢市(三重)、備前市(岡山)、摂津市(大阪)などを挙げて説き伏せた。

「最後のチャンス」

 篠山市で浮上した改名の動きは今回が初めてではない。丹波市に続いて京丹波町が17年秋に誕生し、丹波乱立の“危機感”から20年6月、篠山市の4団体が署名活動を展開し、JR福知山線の篠山口駅と舞鶴若狭自動車道の丹南篠山口インターチェンジ(IC)の名称をそれぞれ「丹波篠山駅」「丹波篠山IC」に変更するよう要望した。

 22年には庁内に「市名改称問題検討プロジェクトチーム」を設置。さらに、24年には「篠山市の市名を考える検討委員会」に発展し、2年後、報告書をまとめた。だが、そこでは「丹波篠山ブランドの強化、篠山市の知名度向上を目指す方向で今後議論を進めていくことが市民のメリットになる」などとし、結局改名は機が熟していないという格好に終わった。市名を変えるとなると相当なコストがかかることも、懸念材料に挙げられた。

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