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【関西の議論】「丹波」はうちが“本家” 「篠山市」を「丹波篠山市」へ改名論浮上の裏…お隣の「丹波市」へ“恨み節”も

 ところが、丹波市の出現以来、「篠山市が丹波市の一部と思われているケースが増えている」と3団体幹部は口をそろえる。取引相手や観光客が間違えて丹波市まで行ってしまった、農産物が丹波市産だと勘違いされている…。さらに「ささやま」ではなく、某有名写真家の影響か、「しのやま」と読まれてしまったケースもあるという。

 しかし、関係者によると経験上、「丹波をつけて、それこそ丹波篠山と名乗ると、大抵はどこにあるかわかってくれる」という。

 2年後に市制20周年を迎えることもあり、「いまこそ改名を」と意気込んでいるのだ。

「丹波」は旧国名

 そもそも「丹波」とはどこか。域外の人たちにはわからないだろう。

 丹波とは、現在では京都府の亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市、兵庫県の篠山市、丹波市の7市町を指す広大な地域で、奈良時代から「丹波国」として認知されてきた。

 1千年以上の歴史がある旧国名を1市が独占するのは「いかがなものか」。実は丹波市誕生の時にはそんな悶着(もんちゃく)もあった。

 丹波市が平成の大合併で誕生したのは16年11月。篠山市から遅れること5年半だった。合併したのは、女子高校バレーの県立氷上高校の名でおなじみの「氷上郡」6町で、市名を決めるにあたって各町民から募集したところ、「氷上市」がトップだった。

 しかし、合併協議会の投票で最終的に決定したのが2位だった「丹波市」。「ひかみ」や「丹波氷上」「丹波ひかみ」など他にも“郡名推し”が多かった中、丹波のブランド力の勝利だった。

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