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【JR福知山線脱線事故】12年目の空色のしおり 風化防止と安全への願いを込め負傷者ら作製

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【JR福知山線脱線事故】
12年目の空色のしおり 風化防止と安全への願いを込め負傷者ら作製

空色の栞を作るJR福知山線脱線事故の負傷者の家族ら=3月4日午後、兵庫県川西市(沢野貴信撮影) 空色の栞を作るJR福知山線脱線事故の負傷者の家族ら=3月4日午後、兵庫県川西市(沢野貴信撮影)

 兵庫県尼崎市で平成17年4月、乗客106人が死亡したJR福知山線脱線事故の記憶が風化するのを防ごうと、事故の負傷者やその家族らが4日、同県川西市の市民活動センターで、事故当日の青空にちなんだ「空色の栞(しおり)」を作った。事故から12年となる4月25日に合わせ、安全への願いを込めて現場に近いJR尼崎駅などで7千枚を配布する。

 しおりは21年から毎年作製しており、事故車両の1両目で重傷を負った同県宝塚市の団体職員、福田裕子さん(33)がデザインを担当。今年は塔の下で寄り添う鳥の親子を描き、「4・25 あの日を忘れない」というメッセージを添えた。集まった8人が青いリボンを一枚一枚丁寧に結びつけて完成させた。

 福田さんは「事故の年から干支(えと)が1周したので、新しい世代につなぐという思いを込めた」と話した。

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