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【エンタメよもやま話】スマホのデータ見せねば手錠&拘束! 同盟国・日本人も…トランプ氏高笑い、米空港での入国禁止の実態

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【エンタメよもやま話】
スマホのデータ見せねば手錠&拘束! 同盟国・日本人も…トランプ氏高笑い、米空港での入国禁止の実態

米ロサンゼルスの国際空港で不当な調べを受けた米カリフォルニア州アナハイムに住む電子機器販売業のヘイザム・エルシャカウィ氏(34)=2月18日付のAP通信の原稿を引用したカナダのニュースサイト、ザ・スター・ドットコムより 米ロサンゼルスの国際空港で不当な調べを受けた米カリフォルニア州アナハイムに住む電子機器販売業のヘイザム・エルシャカウィ氏(34)=2月18日付のAP通信の原稿を引用したカナダのニュースサイト、ザ・スター・ドットコムより

 しかし、皆さんご存じの通り、空港にいるCBPの職員は、捜査令状がなくても、入国しようとする人々の荷物を徹底的に調べることを許されています。法律のグレーゾーンなのです。そして「米自由人権協会(ACLU)」では、スマホやパソコンといったデジタル機器も「荷物」なので、拡大解釈され始めていると懸念を示しています。

 そして、われわれ日本人にとって大問題なのは、こうした不当な調べを拒否した場合、米市民やグリーンカード保有者だと、前述の例のようにいろいろもめたとしても、最終的に入国を拒否することは法律上、できません。ところが海外の旅行者だと、入国を完全に拒否できるというのです。

 米の良識派の間では“誰であれ、携帯電話のロック解除を拒否して数日間拘束されたり、携帯電話を数日間、取り上げられたりするのは明らかに間違っている”といった疑問や怒りの声が高まっています。当然ですね。

 とはいえ、米ではこの問題に関し、既に諦(あきら)めの声が上がっています。オバマ政権(リベラルな民主党)末期、こっそり通達されたであろうこの恐ろしい取り組みを、あのトランプ政権(保守・共和党)が覆すはずがなく、むしろ強化されるだろうというのが大方の見方です。

 実際、ジョン・F・ケリー国土安全保障長官(66)は2月初め、米への入国を希望する移民や難民に対し、フェイスブックやツイッターといった交流サイト(SNS)のログイン情報を明示させる政策を検討していると明かしています。前述のニューヨーク・タイムズは、この政策、オバマ政権下でも検討されたが実行には移されなかったと報じています。

 こうした強行姿勢を受け、在米イスラム教徒で組織する「米イスラム関係評議会協会」では、米に旅行しようとする会員に対し、携帯電話やパソコンは家に置いておき、旅行先の米で携帯電話が必要なら、入国後に安いものを購入するよう勧めているといいます…。

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