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【エンタメよもやま話】スマホのデータ見せねば手錠&拘束! 同盟国・日本人も…トランプ氏高笑い、米空港での入国禁止の実態

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【エンタメよもやま話】
スマホのデータ見せねば手錠&拘束! 同盟国・日本人も…トランプ氏高笑い、米空港での入国禁止の実態

米ロサンゼルスの国際空港で不当な調べを受けた米カリフォルニア州アナハイムに住む電子機器販売業のヘイザム・エルシャカウィ氏(34)=2月18日付のAP通信の原稿を引用したカナダのニュースサイト、ザ・スター・ドットコムより 米ロサンゼルスの国際空港で不当な調べを受けた米カリフォルニア州アナハイムに住む電子機器販売業のヘイザム・エルシャカウィ氏(34)=2月18日付のAP通信の原稿を引用したカナダのニュースサイト、ザ・スター・ドットコムより

 ところで、こうした不当な調べが激増していることがいま、なぜ明らかになったかといいますと、ここ最近、カナダのジャーナリストを含め、少なくとも3人が、こうした不当な調べで大変な目にあったことを米メディアが続々と伝えたからです。

 そのうちの1人で、ディズニー・ランドでおなじみ、米カリフォルニア州アナハイムに住む電子機器販売業のハイザム・エルシャカウィ氏(34)の事例について、前述のニューヨーク・タイムズ紙やAP通信が詳しく報じているのですが、読んでいて恐ろしくなりました。

 エルシャカウィ氏の両親はエジプト人で、生まれはサウジアラビア。そしてイスラム教徒です。2004年に米国に移住し、2012年に米国市民となりました。

 そんなエルシャカウィ氏は2月のはじめ、ロサンゼルス国際空港から故郷のサウジアラビアに旅行に出かけました。目的はメッカ巡礼でした。そして2月の第2週に帰国のため、ロサンゼルス国際空港に到着したのですが、その際、空港にした米税関・国境警備局(CBP)の男性職員に「携帯電話のロックを解除しろ」と命じられました。

 職員は彼の携帯電話のデータ、すなわち、友人や知人の連絡先(電話番号)や写真、アプリ、そしてフェイスブックやツイッターといった交流サイト(SNS)のアカウントをスクロール(表示・閲覧)できるようにロックを外せと何度も圧力をかけたと言います。

 しかし彼は拒否し「弁護士を呼んでほしい」と言いました。なぜなら、彼の携帯電話の中には、頭をヒジャブで覆っていない妻の写真が保存してあったからです。イスラム教徒として、この写真を第三者の男に見せたくなかったからです。

 するとエルシャカウィ氏はいきなり手錠をかけられ、ロック解除に同意するまで約4時間、拘束されたというのです。結局、彼は女性職員の求め(完全な脅迫ですな)に応じ、ロックを解除したわけですが、この女性職員は彼の携帯電話のデータのうち、電子メール、写真、そしてイーベイ(ネットオークションサイト)とアマゾンのアカウントをチェック(記録?)した後、この携帯電話を彼に返したと言います。

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