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フランス、イタリア…教授が研究費の一部で美術館や博物館巡り 神戸市看護大

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フランス、イタリア…教授が研究費の一部で美術館や博物館巡り 神戸市看護大

 神戸市看護大は27日、看護学部の教授(62)が平成26~28年度、国の「科学研究費補助金(科研費)」を使った出張中に、研究と関係ない観光をしていたと発表した。大学を設置する神戸市が処分する方針。

 大学によると、教授は哲学や倫理学が専門。学会への参加や医療通訳に関する聞き取り調査の名目でフランスやトルコ、イタリアに3回、計41日間出張していた。

 昨年11月に匿名の告発を受けて大学が調べたところ、うち約30日間は現地にいる知人と合流して学会や研究と関係のない博物館や美術館を訪れていた。科研費で賄った出張旅費は計約92万円で、大学はどこまでが不正利用に当たるか調査する。

 教授は「海外では監視の目が届きにくいので、判明しにくいと考えた」として、弁済と辞職の意向を示しているという。鈴木志津枝学長は「非常に残念。大学としても深く反省する」と話し、出張に関するチェック態勢を強化する方針。

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