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【芸能プレミアム】ドラクエ音楽生みの親 作曲家、すぎやまこういち「何百年でも飽きない曲を」

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【芸能プレミアム】
ドラクエ音楽生みの親 作曲家、すぎやまこういち「何百年でも飽きない曲を」

 団塊世代にはザ・ピーナッツやザ・タイガースのヒット曲やCM曲、若い世代には、人気ゲーム「ドラゴンクエスト」(ドラクエ)シリーズの音楽の作曲家として知られる。昨年9月には「最高齢でゲーム音楽を作曲した作曲家(84歳と292日)」としてギネス世界記録に認定され、大きな話題を集めた。

 「年を取ったなーと思いました」と笑顔で話すが、京都の仕事場では若手ミュージシャンと同様、最新のパソコンを使って作曲する。「コンピューターが消しゴム、鉛筆、五線紙の代わりになっています」

 フジテレビのディレクターを経て作曲活動に専念したが、ドラクエの音楽を手がけるきっかけが面白い。

 「将棋のゲームに関する疑問をアンケートはがきに書いて、ゲーム会社に送り返したんです。受け取った会社の社員のほとんどは『すぎやまこういち』という差し出し名から、子供だと思ったそうです。が、中に『これって、あの作曲家じゃないか?』と気付いた人がいたらしく、依頼がきたんです」

 もともと無類のゲーム好きのうえ、CM音楽の仕事で鍛えられたとあって、1週間で仕上げた。それも会社の希望は「ロック調」だったが、全く異なる壮大なクラシックサウンド。

 「ゲームする人は何度も同じ楽曲を聞くわけですから、聞き減りしない音楽でなければなりません。なので、バッハやベートーベンの楽曲のように全人類が何百年聞いても飽きないクラシック音楽の方向性をめざしました」

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