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鳴門のコウノトリが今年も産卵 豊岡市周辺以外で初の繁殖に期待高まる 徳島

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鳴門のコウノトリが今年も産卵 豊岡市周辺以外で初の繁殖に期待高まる 徳島

本格的な抱卵に入ったコウノトリのペア=徳島県鳴門市 本格的な抱卵に入ったコウノトリのペア=徳島県鳴門市

 徳島県は22日、兵庫県から飛来し、同県鳴門市に定着している国の特別天然記念物コウノトリのペアが本格的な抱卵に入ったと発表した。このペアは昨年にも本格的な抱卵を始めたが無精卵だっため繁殖には至らなかった。今年、ひなが誕生すれば昭和46年に国内の野生種が絶滅して以来、兵庫県豊岡市周辺以外では初の野外繁殖となる。

 県や鳴門市などでつくる「コウノトリ定着推進連絡協議会」によると、15日頃からペアのどちらかが巣に伏せる時間が長くなり、18日以降は調査した12時間で巣に伏せる割合が8割を超えた。このため、兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)にペアの行動データと巣の近くに設置した観察カメラの映像を送り21日夜、同公園は「本格的な抱卵に入った」と判断した。

 ペアの産卵は昨年より約1カ月早く、同協議会の調査によると、15日頃に最初の卵を産み、現在4個程度産卵したとみられる。順調にいけば3月20日頃にひなが誕生しそうだという。

 同協議会は抱卵期に入ったことから「巣から400メートル以上離れて撮影や観察を行ってほしい」と呼びかけている。

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