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体長1ミリのヒメドロムシなどの水生昆虫も 宍道湖・中海の野生動植物の調査研究発表 21・26日に島根・出雲で

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体長1ミリのヒメドロムシなどの水生昆虫も 宍道湖・中海の野生動植物の調査研究発表 21・26日に島根・出雲で

電子顕微鏡で観察したヒメドロムシ(ホシザキ野生生物研究所提供) 電子顕微鏡で観察したヒメドロムシ(ホシザキ野生生物研究所提供)

 「ホシザキ野生生物研究所」(島根県出雲市)の平成28年度研究報告会が21、26の両日午後2時から、同市の市民会館で開かれる。県内に生息する動植物を調査・研究している研究者が、長年蓄積したデータに基づく知見や最新の研究成果などを発表する。事前申し込み不要、入場無料。

エラをつかい息継ぎ、薄い空気の層で酸素供給

 同研究所は、ラムサール条約登録湿地の宍道湖・中海を中心に、県内の野生動植物について調査研究・情報発信するため、平成13年に開設。19年には今の研究施設が完成した。研究報告会は25年度に始まり4回目。鳥類▽昆虫▽植物▽水生生物▽環境修復-の5つのテーマについて、各研究者が興味深い話題を提供する。

 このうち昆虫部門では、林成多研究員が「水生昆虫類の微細構造」をテーマに発表。ヒメドロムシなど体長1ミリ前後の水生昆虫の生態などについて話す。

 水生昆虫は呼吸の際、エラを使ったり水面上で“息継ぎ”したりする種のほか、体の周囲に薄い空気の層を作って酸素の供給を受けるタイプもいる。林研究員は、こうした呼吸をするヒメドロムシなどの微細構造を、26年に導入した電子顕微鏡で観察、生態解明を目指す研究の現況などを報告する。両日とも演題は同じ。

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