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【世界ミニナビ】中国紙が「不可解」と批判、米国の大麻“合法化”…中国人の「記憶」ではアヘンと同義

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中国紙が「不可解」と批判、米国の大麻“合法化”…中国人の「記憶」ではアヘンと同義

 中国の英字紙チャイナ・デーリー(電子版)が、米国の州で相次ぐ大麻の合法化に「不可解だ」と疑問を投げかける論評を掲載した。米国では、連邦法でマリフアナ(乾燥大麻)を禁止薬物に指定している一方、州法などで医療用や嗜好品(しこうひん)として使用を認める州が増えている。元女優、高樹沙耶被告の公判で注目された大麻取締法のある日本と同様、中国でも大麻はご法度なのだが、それだけが米国の対応を批判した背景ではなかったようだ。

アヘン戦争の記憶と…

 チャイナ・デーリーの論評は1月16日、ワシントン特派員の署名入りで掲載された。見出しで「米国の州がマリフアナを合法化する動きに、中国人は困惑している」としたほか、「米国を訪れる中国人にとっては、不可解な出来事だ」と合法化に踏み出す州の対応を批判したのだが、その理由をこう解説している。

 「中国人の大半は、マリフアナからアヘン戦争を連想する」

 アヘン戦争は1840~42年に清朝と英国の間で起きた。アヘンの密輸によって貿易赤字を解消しようとした英国が、これを禁じた清朝を相手に開戦し、清朝が敗北。論評も「中国人は『屈辱の世紀』の始まりだったと考えている」と指摘する戦争だ。

 論評は、さらに「マリフアナの合法化に賛成する米国人は、医療用大麻の起源を古代中国に求めた」とした上で「しかし中国人の記憶の中では、マリフアナは英国に押しつけられたアヘンと同義である」とも強調した。

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