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【西論】将棋ソフト不正騒動 名誉・信頼“人間力”で回復導け

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【西論】
将棋ソフト不正騒動 名誉・信頼“人間力”で回復導け

羽生善治3冠との対局前、日本将棋連盟の佐藤康光会長(左)と話す三浦弘行九段=13日午前、東京都渋谷区の将棋会館 羽生善治3冠との対局前、日本将棋連盟の佐藤康光会長(左)と話す三浦弘行九段=13日午前、東京都渋谷区の将棋会館

 さらにいえば、三浦九段が口にしている「元の状態に戻す」こと、つまり竜王戦のやり直しなどを含む原状回復ができればなおいい。そこまでやれば「連盟は心から三浦九段の潔白を認めた」と世間に思わせる効果もあるだろう。

 今秋に行われる竜王戦に限って、渡辺明竜王がタイトルを一時的に返上し、渡辺竜王と三浦九段、そして現在進行中の予選を勝ち上がった挑戦者の3者による変則マッチとする方法も現実的には難しいが、一つの選択肢としてはありうる。これはあくまで極論であって、将棋界の英知を結集すれば、さらに現実的な妙手が浮かぶかもしれない。佐藤新会長をはじめとするオール連盟が“人間力”を発揮して難局を乗り切る姿を見てみたい。   (文化部編集委員・古野英明)

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