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【京都「正論」懇話会詳報(上)】「尖閣、自力で守る姿勢貫け」「北方領土は日米安保の適用外」 福井県立大学教授・島田洋一氏

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【京都「正論」懇話会詳報(上)】
「尖閣、自力で守る姿勢貫け」「北方領土は日米安保の適用外」 福井県立大学教授・島田洋一氏

京都「正論」懇話会講演会で講演する福井県立大の島田洋一教授=15日、京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都 京都「正論」懇話会講演会で講演する福井県立大の島田洋一教授=15日、京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都

 京都「正論」懇話会の第54回講演会が15日、京都市下京区のリーガロイヤルホテル京都で開かれ、国際政治学者の島田洋一・福井県立大教授が「アメリカの深層-トランプ政権と日米安全保障」と題して講演した。日本人の生命と日本の領土を守るためには“覚悟”が必要だと訴えた。講演の主な内容は次の通り。

 先日の日米首脳会談はいいムードで終わった。トランプ米大統領は安倍晋三首相とは「ケミストリーが合う」と。さらにトランプ大統領も安倍首相も、ロシアのプーチン大統領とケミストリーが合うという感覚でいるようだ。

 安倍首相は戦後日本で暮らしてきて、“国際標準”でいえば、人がいい、優しい人だということになるのだろうと思うが、トランプ大統領やプーチン大統領はどういう人なのかをきちんと押さえておかないと、表面的に気が合うと思っていても、意外な素顔を見せられて驚くというようなことがあるのではないかと思う。

 まずプーチン大統領は旧ソ連国家保安委員会(KGB)で人格形成した。だからプーチン大統領にとっては、ソ連時代に比べて非常に寛大な政治を行っているという感覚があると思う。しかしその感覚はわれわれの感覚とは大幅にずれている。

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