産経WEST

里親との出会いの場「保護犬カフェ」開店から4年、殺処分ゼロ願い

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


里親との出会いの場「保護犬カフェ」開店から4年、殺処分ゼロ願い

保護犬とふれあう来店者=1月25日、大阪市北区 保護犬とふれあう来店者=1月25日、大阪市北区

 飼い主に捨てられ保護された犬や猫と、新たな飼い主をつなぐ全国初の常設型保護犬猫譲渡カフェ「HOGOKENCAFE(保護犬カフェ)天神橋店」(大阪市北区)が2月で開設4年を迎えた。犬猫の殺処分への問題意識は高まるものの、繁殖犬猫として利用した後に捨てるブリーダーはいまなお絶えない。一方で、約20年前のペットブームの際に飼った犬猫が亡くなり、“喪失感”を抱える飼い主は少なくないといい、カフェは新たな「出会いの場」として注目されている。

                               (猿渡友希)

 1月下旬の平日夜、店は仕事帰りの人らでにぎわっていた。ミニチュアダックスフントやチワワが「スタッフ」となり、ソファでおもてなし。訪れた同市北区の会社員、脇田亜実さん(26)は9歳と10歳の繁殖引退犬の里親といい、「家から近く、ゆっくりできるので何度も来ている」と話した。

 カニヘンダックスフントのモドキ(オス・4歳)は劣悪な環境下で飼育されたため、重度の歯周病で前歯が溶けた。同店の犬猫は、ブリーダーから保護した引退繁殖犬猫や、皮膚病などの疾患のために売り物にならないとペットショップから保護された犬猫だ。

続きを読む

「産経WEST」のランキング