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【近大革命(11)】メディアの依頼や問い合わせにいち早く対応することを徹底…近畿大学広報部長 世耕石弘

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【近大革命(11)】
メディアの依頼や問い合わせにいち早く対応することを徹底…近畿大学広報部長 世耕石弘

報道向けに作られた近大コメンテーターガイドブック(志儀駒貴撮影) 報道向けに作られた近大コメンテーターガイドブック(志儀駒貴撮影)

▼(10)全国初ペーパーレス「エコ出願」…から続く

 近畿大学が平成25(2013)年度に総務部広報課と入試広報課を合併し、広報部を立ち上げたことは以前に触れました。私は広報部長代理として広報と広告を統括し、ブランド戦略に包括的に取り組むことになりました。それを機に、プレスリリースの作成や情報発信、記者会見の開催をPR会社に委託していた方式を見直し、すべての広報を自前で手がけることにしました。

 もちろん、肝心なのは広報部のスタッフがニュース性のある発表内容を分かりやすく伝えるプレスリリースを書くことですが、徹底しているのが問い合わせに対する対応の早さです。

 メディアの方々に「近大について書いてください」と頭を下げても、それで記事になるほど甘くありません。それより興味を持っていただき、依頼や問い合わせが寄せられたときには、時間に追われる記者の立場になって速やかに対応することが大切なのです。求められている取材機会や情報を可能な限り素早く提供することが記事や番組への採用につながるものです。

 また、この年に発刊したのが「近大コメンテーターガイドブック」です。近大の教員約1200人の専門分野やコメントできる内容、顔写真を掲載した冊子で、マスコミ各社に配布しています。突発的な事故や事件などがあった場合、コメントできる識者を探すことに苦労しているというマスコミのニーズを踏まえてつくりました。

 事件や事故が起きたときにマスコミ各社で手元の冊子を開いていただき、専門的な立場からコメントや解説ができる学内の教員を探し出せるように編集しています。広報部に連絡していただければ、担当者がワンストップで目当ての教員との取材をセッティングします。事件や事故が起きるのは昼間とは限らないため、教員の都合がつく限り、いつでも対応するようにしています。

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