産経WEST

【新名神橋桁落下】「十分な安全性を確保」 再設置の新工法を決定、4月作業開始

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【新名神橋桁落下】
「十分な安全性を確保」 再設置の新工法を決定、4月作業開始

 神戸市の新名神高速道路で昨年4月、設置途中の橋桁が落ち、建設作業員10人が死傷した事故で、西日本高速道路は10日、改めて橋桁を設置する際の施工法を発表した。4月に作業を開始し、平成30年3月末とする高槻(大阪府)-神戸間の開通目標に変更はない。

 同社によると、事故時は梁(はり)をつり下げ、その上に橋桁を乗せる工法だったのに対し、再設置では橋桁を直接つり上げる工法を採用。記者会見に同席した技術検討委員長の山口栄輝・九州工大副学長は、梁を用いた工法だったため橋桁が滑り落ちやすい状況にあったと指摘。新たな工法により「十分な安全性が確保される」と述べた。

 事故は昨年4月22日、同市北区の建設現場で発生。長さ約120メートル、重さ約1350トンの鉄製の橋桁が約20メートル下の国道176号に落ち、作業員2人が死亡、8人が負傷した。現場に地盤の弱い層があり、橋桁を支える設備の支柱が傾いたことが原因とされる。

「産経WEST」のランキング