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【関西の議論】最澄はヘビメタ、空海はパンク-宿命のライバルをクールに描く仏教漫画『阿・吽』、おかざき真里さんの意外なネタ元

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【関西の議論】
最澄はヘビメタ、空海はパンク-宿命のライバルをクールに描く仏教漫画『阿・吽』、おかざき真里さんの意外なネタ元

国立民族学博物館の展示フロアからヒントを得て描かれた長安編(C)『阿・吽』おかざき真里/阿吽社/小学館 国立民族学博物館の展示フロアからヒントを得て描かれた長安編(C)『阿・吽』おかざき真里/阿吽社/小学館

仏教って格好いい! 読経場面はまるでミュージシャンのセッションシーン

 若者を中心に宗教離れが進む今、あえて最澄と空海をテーマに選んだのは、「仏教を知る人が俯瞰して描くのではなく、知らない自分だからこそ面白いと思ったところを近視眼的に描ける」という思いからだ。仏教用語も数多く登場するが、「言葉の意味がわからなくても内容を追えるようにしている。『仏教って格好いい』と思ってもらいたい」と工夫を凝らす。

 たとえば、最澄と空海が出会い、読経する場面では、ミュージシャンが舞台でセッションをしているのようなイメージに。文字が跳ね上がるように、躍動的に描き上げた。「好きなものと仏教を組み合わせて描いている。私の中で最澄はヘビーメタルで空海はパンクロックなんです」と制作の裏側を教えてくれた。

 現在物語は最澄と空海が遣唐使として日本を飛び出し、長安の都へ。空海が初めて異国の地を踏む興奮をどう描こうと考えた時にも、「自分が大好きなアートイベントに行ったら絶対楽しむし、何かを得て帰るだろう。そんなわくわくした感じが空海だと思って」。都のにぎやかさや、さまざまな民族衣装をまとった男女が生き生きと描き出された見開きのページは、こちらまで長安に飛び込んだような気分が味わえる。「色々描き込んでいて“長安ガイドブック”のような感じを目指しています」という。

女性誌で描いてきた「女性の心」を、国立みんぱく資料もとに

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