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“フォアグラ”級に肝を巨大化?したウマヅラハギの養殖を研究 鳥取県栽培魚魚センター

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“フォアグラ”級に肝を巨大化?したウマヅラハギの養殖を研究 鳥取県栽培魚魚センター

 肝が珍重される魚「ウマヅラハギ」を漁港などで短期間育て、肝をフォアグラのように大きくして商品価値を高める養殖事業を確立しようと、鳥取県栽培漁業センター(湯梨浜町)が平成29年度から、調査研究に着手する。

 ウマヅラハギは身に脂が乗らず肝臓に脂をため込む性質を持つことから、肝が絶品とされる。養殖で肝を大きくしたウマヅラハギは、都市圏の市場などで通常のウマヅラハギの数倍の価格で取引されているという。

 同センターの計画では、御来屋漁港(大山町)など県内2漁港内に網いけす(3メートル四方)を2基ずつ設置。秋以降にかご網などで漁獲されたウマヅラハギを3~4カ月養殖する。この間、脂の乗った餌をたくさん食べさせることで、フォアグラのような肝に育成する。

 養殖を漁港内で手がけるのは、冬の日本海は波が荒く漁港の外では網を浮かべる養殖が難しいため。それに加え、漁業者の高齢化で漁船が減り、漁港が十分活用されていないという事情もある。ただ、漁港内は海水の流れが悪いため温度変化が激しく、長期の養殖には適さないことから、短期間の「畜養」での活用を研究することにした。

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