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【衝撃事件の核心】「あいりん地区」自殺男性が残した大金2千万円のナゾ なぜ「日本最大のドヤ街」に住んでいたのか

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【衝撃事件の核心】
「あいりん地区」自殺男性が残した大金2千万円のナゾ なぜ「日本最大のドヤ街」に住んでいたのか

現金約2千万円とともに男性の遺体が見つかった簡易宿泊所。男性は身元を示す持ち物が一切なく、謎が深まっている=大阪市西成区(一部画像処理しています) 現金約2千万円とともに男性の遺体が見つかった簡易宿泊所。男性は身元を示す持ち物が一切なく、謎が深まっている=大阪市西成区(一部画像処理しています)

 日雇い労働者の街として知られる大阪市西成区の「あいりん地区」にある簡易宿泊所で昨年9月、身元不明の男性が自殺しているのが見つかった。全国からあいりん地区に集まる人には「ワケあり」の人も多く、死後も身元が判明しないケースは珍しくないが、男性は2千万円もの現金を所持していたことが判明、一躍注目を集めた。身元を示す持ち物は一切なく、発見から4カ月以上が過ぎても、男性が何者だったのかは分かっていない。一体、どうやって大金を手に入れたのか。そもそも、これだけの金を持ちながら、なぜ自ら命を絶たなくてはならなかったのか。謎は深まるばかりだ。

一人寂しく…異臭で発覚

 男性の遺体が見つかったのは昨年9月18日。大阪市西成区萩之茶屋の簡易宿泊所の4階にある一室で、首をつって死亡していた。遺体は腐敗が進んでおり、異臭に気づいた利用者からの指摘を受けた管理人が発見した。

 大阪府警西成署は自殺の可能性が高いと判断。室内を調べたところ、現金2095万4577円もの大金が残されていたことも分かった。

 男性は40歳ぐらいで、身長168センチの痩せ型。黒い短パンを身につけており、所持品は財布2個、黒い小銭入れ、プリペイドカードなど。身分を示すものはなく、結局、男性が誰なのかは分からなかった。

 関係者や西成署によると、見つかった現金は新札ではなかった。紙幣番号を調べた結果、事件性は確認されなかった。少なくとも銀行や郵便局から奪ったような〝犯罪収益〟ではないようだ。

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