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【西論】島根女子大生殺害事件 なぜ7年かかったのか

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【西論】
島根女子大生殺害事件 なぜ7年かかったのか

女子大生殺害事件の経過 女子大生殺害事件の経過

 願いを込めて神社や寺に奉納する絵馬に最近、「目隠し」のシールを貼る動きが広がっているという。合格祈願、縁結びなどの内容や、住所、氏名が理不尽にインターネット上で公開されたり、悪用されたりするのを防ぐための神社側の配慮だという。

 それほど、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は発達し、スマートフォン一つで写真や情報が瞬時に拡散してしまう時代になった。絵馬の風情はどこか失われた感じがするが、ネット社会の今、個人情報をはじめとする情報の開示は、デリケートな問題として社会にとらえられている。

根拠示さない捜査本部

 昨年12月、未解決だった島根県の女子大学生殺害・死体遺棄事件が発生から7年を経て、容疑者死亡のまま書類送検という形で終結した。膠着(こうちゃく)状態と思われていた捜査は急展開で容疑者へ到達したが、捜査本部の記者会見は、個人情報の保護もからんでか、極めて歯切れの悪いものだった。

 事件は平成21年11月、広島県の臥竜山で島根県浜田市の女子大学生=当時(19)=の遺体の一部が発見されたことに遡(さかのぼ)る。会見では容疑者の会社員の男=当時(33)=が遺体発見の2日後に山口県内で自動車事故で死亡していたことなどが説明された。

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