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【世界を読む】韓国「接待禁止法」は厳しすぎた!?…ケタ違い国政疑惑の影響も、早くも緩和の動き

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韓国「接待禁止法」は厳しすぎた!?…ケタ違い国政疑惑の影響も、早くも緩和の動き

高額の接待を禁止する「金英蘭法」施行に合わせ、ソウルの海鮮料理店に登場した1人前2万9千ウォンのメニュー(共同)。2016年9月に施行されたが、上限が厳しすぎたのか、早くも緩和の動きが出ている 高額の接待を禁止する「金英蘭法」施行に合わせ、ソウルの海鮮料理店に登場した1人前2万9千ウォンのメニュー(共同)。2016年9月に施行されたが、上限が厳しすぎたのか、早くも緩和の動きが出ている

 韓国で接待や贈り物の額を厳しく制限する「不正請託および金品授受の禁止関連法」(通称・金英蘭=キム・ヨンラン=法)に見直しの動きが出ている。内需の停滞を招いたとして、飲食接待の上限を3万ウォン(約2900円)から5万ウォンに引き上げ、罰則対象となる制限を緩和しようというのだ。不正・汚職の撲滅のため昨年9月に施行した新法が骨抜きになる可能性もある。制定を強く呼びかけた朴槿恵(パク・クネ)大統領が友人側への支援を財閥に口添えした疑惑にまみれる今、一般市民への締め付けを緩めようとしているのだろうか。

悪影響が…早期改正へ

 「金英蘭法の問題点として、特に農畜産の農家が困難な状況にあるとの指摘がある」

 聯合ニュース(日本語電子版)によると、韓国の与党セヌリ党の李賢在(イ・ヒョンジェ)政策委員長が2月17日、国会で開かれた政府との物価点検会議で、こう説明し、金英蘭法の早期改正を求めた。政府は「早期改正に向けて努力する」との姿勢を示したという。

 聯合ニュースは別の記事で、政府関係者が飲食接待費の上限を現行の3万ウォンから5万ウォンに引き上げることを示唆したことを明らかにした。政府は、厳しすぎる制限が国内景気に悪影響を及ぼしているとみて、内需活性化のためにこうした方針を固めたというのだ。

 現在、外部機関や所管機関が新法が経済に及ぼす影響を調べており、政府はその結果を踏まえ、上限の変更を決める方針で、早ければ3月はじめに施行令を改正することを検討しているという。

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