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【世界ミニナビ】中国で女性激怒「扱い人間以下」…「一人っ子」撤廃、避妊用具摘出も“謝罪”なき政府

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中国で女性激怒「扱い人間以下」…「一人っ子」撤廃、避妊用具摘出も“謝罪”なき政府

北京のカップルと子供。もう一人を望む中国の女性たちの間で「一人っ子政策」のもとですすめられた子宮内避妊用具に対する不満が噴出している(AP)※写真と本文は関係ありません 北京のカップルと子供。もう一人を望む中国の女性たちの間で「一人っ子政策」のもとですすめられた子宮内避妊用具に対する不満が噴出している(AP)※写真と本文は関係ありません

 中国は昨年1月、少子化の進展に伴う人口減への懸念からすべての夫婦に二人目の子供を持つことを許可したが、多くの女性は一人っ子政策下でIUDを装着したままだ。このため担当部局はIUDを装着して第二子を望む女性に対し、無料で取り外しを行うとアピールし始めたのだ。

 無料とはいえ、子供が欲しい女性は手術を受けることになる。「新たな政策により、子供を望む多くの女性がふたたび痛みを伴うプロセスを耐えることになる」。中国共産党機関紙、人民日報系で政府の意向を代弁することが多い環球時報さえ、同情的に報じた。

 欧米メディアは女性たちの怒りの声を伝えている。

 米紙ニューヨーク・タイムズに36歳の女性は「そもそもこんなものすべきではなかった。政府は今度はまるで国による保障だと言わんばかりだ」と怒りをぶちまけた。女性は2012年に一人目の子供を出産後に担当職員が自宅に来てIUD装着が必要と告げられ、不本意ながら応じたという。

 同紙は、政府が謝罪の気配すらみせなかったことが女性たちの憤慨を巻き起こしたと指摘している。

心身に害も

 米政府系放送局ラジオ自由アジアに対し、米国に拠点を置く中国の女性団体の代表者は「全く恥知らず。女性に対する扱いが人間以下のようだ」と、中国政府を厳しく批判した。

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