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偽肝炎薬、奈良の薬局チェーン店「通常より2、3万円安かった」

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偽肝炎薬、奈良の薬局チェーン店「通常より2、3万円安かった」

 C型肝炎治療薬「ハーボニー」の偽造品が奈良県の薬局チェーンや東京都の卸売販売業者で見つかった問題で、同県平(へ)群(ぐり)町の薬局チェーン「関西メディコ」の吉田寿(す)々(ず)代(よ)専務が24日、本社で取材に応じ、「通常より2、3万円安い価格で購入したものの一部が偽造品だった。うかつだった」と釈明した。

 同社によると、以前はハーボニー製造販売元のギリアド・サイエンシズ(東京)が契約する卸売業者からのみ購入していたが、昨年5月以降は別の4業者からも仕入れを開始。この中から偽造品が見つかった。

 偽造品のボトルはすべて外箱から出された状態で添付文書もなかったが、吉田専務は「ボトルが密封されていたので、中身を疑うことはなかった」と説明。「信頼を裏切ることになり申し訳ない」と謝罪した。

 ギリアド社の契約業者以外から購入した理由は、「ボトル1本あたり2、3万円安い価格で売り込みがあった。薬価が1錠約5万円する高額な薬なので、ちょっとでも(安く)という思いがあった」とし、「今後はハーボニー以外の薬も含め、指定された卸売業者以外からは購入しないよう徹底する」と話した。

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