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国内唯一ボルネオゾウ「ふくちゃん」が結核…広島・福山市立動物園で応援隊結成

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国内唯一ボルネオゾウ「ふくちゃん」が結核…広島・福山市立動物園で応援隊結成

結核治療を受けている国内唯一のボルネオゾウ「ふくちゃん」=広島・福山市立動物園 結核治療を受けている国内唯一のボルネオゾウ「ふくちゃん」=広島・福山市立動物園

 結核と診断され、闘病を続けている福山市立動物園のボルネオゾウ「ふくちゃん」(メス、推定18歳)の応援隊を、市が結成した。応援隊は枝広直幹市長らが発起人となり、ふくちゃん自身の「闘病記」を掲載するフェイスブックも立ち上げた。市によると、ゾウの結核治療は国内初の取り組みという。

昨年3月に結核と判明

 ふくちゃんは平成13年4月にマレーシア領ボルネオから来訪。当時、推定3歳で、当初はマレーゾウとされていたが、詳しく検査した結果、マレーゾウの亜種、ボルネオゾウと分かった。

 ボルネオゾウはゾウとしては最も小さい種類で、成長しても体重2・5トン程度にとどまる。しっぽが長く、鼻が短いのが特徴で、普通に立った状態だと鼻の先が床に届かない。

 ボルネオ島以外で飼育されているのは極めて珍しく、国内ではふくちゃんが唯一のケースという。

 ふくちゃんは市立動物園で順調に生育。体重も2・5トン程度になっていたが、一昨年秋から食欲不振などで体重が減り始め、昨年3月に結核と判明。以来、動物園のスタッフが治療や看病を続けている。

 一時は餌を食べることができず、生命が危ぶまれる状態に陥ったが、現在は小康状態に回復。病状は一進一退とはいうものの、天候が良い日の午後には2時間程度、入場者から見える屋外に出ることもできるようになった。体重も2・5トン台に戻ったという。

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