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【エンタメよもやま話】食品小売業91兆円を丸飲み「アマゾン・ゴー」 店ごと無人、レジ打ち350万人も消える…米国に衝撃

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【エンタメよもやま話】
食品小売業91兆円を丸飲み「アマゾン・ゴー」 店ごと無人、レジ打ち350万人も消える…米国に衝撃

驚異の無人食料品店「アマゾン・ゴー」の登場について報じる昨年12月6日付米経済誌フォーチュン電子版 驚異の無人食料品店「アマゾン・ゴー」の登場について報じる昨年12月6日付米経済誌フォーチュン電子版

 いやはや。「ポケモン・ゴー」よりさらにすごいゴーなのですが、このすごすぎるお店、アマゾン側は4年前から実用化に向けた研究を進めていたと言います。ちなみに「アマゾン・ゴー」を誕生させたこの技術、自動車の自動運転技術で使われるAI技術を応用・発展させたもので「Just Walk Out(そのまま歩いて出て行く)」と名付けられているそうです。

 以前の本コラムでもご紹介したように、ネット通販の王者アマゾンは一昨年の冬(11月)から突如、実店舗(街の書店タイプの本屋さん)の展開に本腰を入れ始めました。

 多くの人々はその真意を図りかねましたが、今回のアマゾン・ゴーの一件で謎が解けた気がします。要は実店舗の世界でも、この完全無人型の店舗で世界の王者になろうとしているわけです。

 少し考えれば分かりますが、普通のお店が人件費ゼロのお店に勝てるはずがないですからね。

■レジ打ち職は2番目に多い人数の職…あの車いすの天才ホーキング博士の予言が…

 「アマゾン・ゴー」の登場に欧米の小売業界は恐れおののいています。実際、前述のシアトル・タイムズ(電子版)は、米の労働統計局の数字をあげ<全米で小売店などのキャッシャーに従事する人々は350万人で、全職業の中で2番目に多い>などと説明し、「アマゾン・ゴー」の本格展開によって、キャッシャーという職業が事実上、消え去った際の影響の大きさについて示唆(しさ)。

 さらに「『アマゾン・ゴー』の本格展開は、全米の全小売業の約17%、金額にして約8000億ドル(約91兆4700億円)にのぼるグロッサリー(食料品)ビジネスへのアマゾン側の並々ならぬ参入意欲の表れである」という米金融サービス「コーウェン・グループ」のアナリストの見方を紹介しています。

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