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【歴史インサイド】忠臣蔵秘話、巨大寺院との意外な関係 「赤穂事件」吉良上野介から〝直接聴取〟…徹底調査のウラ

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【歴史インサイド】
忠臣蔵秘話、巨大寺院との意外な関係 「赤穂事件」吉良上野介から〝直接聴取〟…徹底調査のウラ

「江戸江遺書状留帳」で浅野内匠頭の行為を「乱心」と伝える一文(左頁最後から2行目あたま)=京都市下京区の西本願寺 「江戸江遺書状留帳」で浅野内匠頭の行為を「乱心」と伝える一文(左頁最後から2行目あたま)=京都市下京区の西本願寺

 だが、今回の史料には、西本願寺側が上野介から直接聞き取りをしたり、取り調べ担当者に接触しようとしたりしたことは書かれているにもかかわらず、事件の内容については記されていない。大喜上級研究員は「赤穂事件に関して、西本願寺が全力で調べても分からなかったのではないか」と推測する。

 一方、『留帳』には、赤穂浪士による「討ち入り」があった日から10日後の元禄15年12月24日付の手紙として「吉良上野介殿の一儀(赤穂義士の討ち入りのこと)、別紙の趣承知した。驚いたことである。言語に絶える」の記載があった。

 『留帳』にはこれ以降の手紙の内容も記載されているが、これを最後に、吉良家に触れた内容は途絶えていた。大喜上級研究員は「改易の処分を受けた吉良家について書いた書状が幕府の目に触れると、どのような処分を受けるか分からない。それを回避したかったのではないか」と分析している。

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