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【直球緩球】「IR施設が大阪湾岸地区にできるなら延伸の大きな判断材料」京阪ホールディングス・加藤好文社長

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【直球緩球】
「IR施設が大阪湾岸地区にできるなら延伸の大きな判断材料」京阪ホールディングス・加藤好文社長

インタビューに答える京阪電鉄の加藤好文社長=20日、大阪市中央区の京阪電鉄本社(南雲都撮影) インタビューに答える京阪電鉄の加藤好文社長=20日、大阪市中央区の京阪電鉄本社(南雲都撮影)

 --京都での再開発事業に力を入れてきた

 「四条河原町駅前にオーガニックがテーマのホテルを核とした複合商業施設を平成31年に開業予定で、今年3月に着工する。京都タワーも改装し、飲食店や土産物店を拡充する。観光客が増える中、おもてなしの集積となる取り組みだ。このほか、三条駅前の再開発も検討していて、京都市と協力しながら早いうちに方向性を決める」

 --訪日外国人が増え、各地で宿泊施設が不足している

 「大阪や京都にはまだホテルが必要。両方から利便性の高い枚方駅あたりにも需要はあると考える。枚方市などと進める再開発計画の中で、ホテルを作りたい。東京での展開も始めている。仙台や福岡といった沿線外の政令都市などでも進めていく」

 --特急列車の一部車両に有料の指定席「プレミアムカー」を29年度上期に導入する

 「関西を訪れる外国人が増える中、(関西国際空港のある)大阪と京都の人の流れをつなぐのが京阪の役割。直通特急の増便などで利便性を高める。有料の指定席は、訪日外国人にも便利に使ってもらえるよう、スマートフォンなどから簡単に予約できるシステムを導入する」

 --国際博覧会(万博)や統合型リゾート(IR)の誘致議論が進んでいる

 「誘致できれば関西活性化のチャンス。IR施設が(想定されている)大阪湾岸地区にできるなら、京阪中之島線の延伸の大きな判断材料になる。規模など需要を見極めていく」

 --昨秋、デザイン会社を買収した

 「3月にリニューアルする京橋モールや、外国人観光客が多く集まる京都タワーの改装に活用する。今後はホテルや駅舎などにもデザイン会社のセンスを取り入れていく」

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