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【関西の議論】「撤回せよ!」命名権導入に市民団体が大反発 歴史ある京都市美術館が「京都市京セラ美術館」に…50億円白紙も!?

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【関西の議論】
「撤回せよ!」命名権導入に市民団体が大反発 歴史ある京都市美術館が「京都市京セラ美術館」に…50億円白紙も!?

再整備後の京都市美術館のイメージ図(京都市提供) 再整備後の京都市美術館のイメージ図(京都市提供)

 「創業地である京都の文化への貢献と地域の発展に寄与したい」と応募。10月5日、美術関係者などでつくる審査委員会が開かれ、市美術館のイメージや設置目的に合致しているかや、文化芸術に対する理念や活動実態、市美術館の知名度向上への貢献実績などを審査し、600点満点中570点と高評価を得て、翌6日、市が京セラを契約先に決めた。

 契約内容は美術館全体の総称を「京都市京セラ美術館」とし、美術館を構成する本館や大展示室といった個別の施設の命名権については今後、審査委員会の審査を経て決めていくというもの。契約額の50億円は、平成29、30、31年度の分割納付となる。命名権は、同美術館の再整備終了後の31年のリニューアルオープンから使用される。

市民団体が反対、京セラの出方は…

 しかし、命名権導入には、昨年8月の市議会の委員会で「歴史ある美術館に命名権はふさわしくない」などの異論が噴出。市民団体からも市議会に命名権導入の取り消しを求める請願書などが出されていた。

 さらに、京セラが契約候補者に決まった後も、美術関係者や市民団体関係者らが市民団体を結成した。

 市民団体側は「市議会や市民を無視した(命名権を導入の)手続きに問題がある」と主張。過去に美術館に作品などを寄贈した人たちのことを取り上げ、「市美術館に寄贈したのであって、京セラ美術館に寄贈したわけではない。寄贈者の中には作品の返還を求めていく人もいる」とした。

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