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兵庫県内のいたずら・無言110番、取り締まり強化で大幅減 悪質49事件73人を摘発

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兵庫県内のいたずら・無言110番、取り締まり強化で大幅減 悪質49事件73人を摘発

 兵庫県警は、昨年1年間の110番の受理状況をまとめた。総受理件数は前年比4・9%減の49万7866件。そのうち、いたずらや無言電話を含む緊急性のない電話は前年より1万3972件少ない10万6474件で、11・6%の大幅減となった。県警通信指令課は「いたずら電話の常習者対策や厳重な取り締まりを進めた効果」と分析している。

 同課によると、いたずら電話をめぐっては近年、不必要に何度も通報をする認知症患者などに対し、本人や家族と直接面談して指導する対策を講じている。

 さらに、悪質なケースの取り締まりを強化し、昨年は偽計業務妨害と軽犯罪法違反の両容疑で49事件73人を摘発。「ひったくりの被害に遭った」と嘘の通報をし、複数の警察署に緊急配備を強いるなどしたとして加古川市の男(24)や、虚偽通報で出動させた警察官を「鬼」に見立てて逃げ回る遊びをしていたとして少年グループを書類送検した。

 事案別では、最も多かったのが交通事故で13万6188件。次いで不審者や犯罪などの情報提供が7万5044件だった。県内49警察署のうち、何らかの措置を要した通報が多かった上位3署は西宮署、加古川署、姫路署だった。

 同課は「不測の事態に遭遇した際には迷わず110番してほしい。緊急性がない場合は警察相談専用電話(#9110)の利用をお願いしたい」としている。

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