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国内最大サンゴ礁が7割死滅 台風減で海水温上昇、白化現象引き起こす 環境省調査

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国内最大サンゴ礁が7割死滅 台風減で海水温上昇、白化現象引き起こす 環境省調査

 沖縄県の石垣島と西表島の間にある石西礁湖で白化、死滅したサンゴ=平成28年11月(環境省石垣自然保護官事務所提供)  沖縄県の石垣島と西表島の間にある石西礁湖で白化、死滅したサンゴ=平成28年11月(環境省石垣自然保護官事務所提供)

 環境省は10日、沖縄県の石垣島と西表島の間にある国内最大のサンゴ礁「石西礁湖」で起きた大規模な白化現象で70・1%のサンゴが死滅したとの最終調査結果を発表した。昨年9~10月の前回調査で白化が進んでいたサンゴの多くが死滅した。

 白化は、褐虫藻が抜け出し、サンゴの骨格が透けて白く見える現象。短期間なら元の状態に回復するが、長期間続くとサンゴは死んでしまう。

 調査は昨年11月28日~12月21日に35地点で実施。昨年は沖縄付近を通る台風が少なく、海水がかき混ぜられなかったことから海水温の高い状態が続き、サンゴの中に生息して栄養を補給している褐虫藻が失われたため、白化が進んでいた。前回調査では白化率97%、死滅56・7%だった。今回は海水温の低下に伴い、白化率は91・4%に下がった。

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