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“爆売れ”「記念メダル」毎年100万枚生産の会社とは…従業員11人、大阪万博で広がる 2025年へ熱気再び

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“爆売れ”「記念メダル」毎年100万枚生産の会社とは…従業員11人、大阪万博で広がる 2025年へ熱気再び

茶平工業が製造した記念メダル=大阪市住吉区 茶平工業が製造した記念メダル=大阪市住吉区

 全国の観光地で、オリジナルのデザインに名前や日付を刻むことができる「記念メダル」が根強い人気を保っている。昭和45年の大阪万博を機に全国に広まり、通天閣(大阪市浪速区)や東京タワー(東京都港区)など全国約100カ所で、毎年100万枚以上が売れている。その製造は大阪にある小さな会社が一手に担っている。大阪府が2025年の誘致を目指し、再び注目を浴びる大阪万博。かつて日本中が沸いた“万博の熱気”が、いまなお息づいている。(鈴木俊輔)

 大阪市住吉区の住宅街の一角にある「茶平(ちゃへい)工業」。従業員わずか11人で、年間100万枚を超える記念メダルを製造している。もともとは油圧系の機器を造っていた。そのノウハウを生かして名前などをメダルに彫る刻印機を昭和40年代初めに開発。第一号は、大阪市内のボウリング場に設置。当初、メダルは外注していた。

 メダル人気が一気に広がったのは、45年に開催された大阪万博だった。各パビリオンの建物や太陽の塔などをデザインした50種類のメダルは好評を博し、期間中に約350万枚を販売。同社の武部寿夫社長は「すごい人だった。あれほどの熱気は後にも先にもない」と懐かしむ。

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