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【WOMEN】
小池百合子都知事、高くて硬い“ガラスの天井”砕く突破力-若い頃から片鱗、「私は恐ろしい高校生でした」
だったら自営業でやった方が意志を貫けるし、働きやすい。スキルとしての外国語は、みんながやっていなくて日本にとって必要と思うアラビア語を選んだ。
振り返ってみると、自己マーケティングをやっていました。日本における女性の居場所、女性の今後伸びる方向、その中で自分はどういう位置にいて、10代で何をして、20代でどういうスキルを得て…。自分を商品としてずっと商品開発を考えていた、恐ろしい高校生でした(笑)。
--私たちが見習うとすれば
小池 自己マーケティングでいうと、10代、20代はかわいいとか外見で判断される。そこで力を蓄えておいて、30代、40代でプロフェッショナルに徹するわけです。できる人は世の中にたくさんいるので、その中で自分でなければならないスキルをさらに磨くことも必要です。
私の場合、20代後半からキャスターになりましたが、自分でなりたいと言ったのではなく巡り合わせ。いろんなチャンスは向こうからやってきたんだけど、政界入りと知事選は自分から飛び込みました。
--そのとき、それまでに蓄えた力が後押しになったということでしょうか