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【九段線入り地球儀】「九段線」入り地球儀、大阪の会社が全国販売…中国から輸入、政治的意図反映か

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【九段線入り地球儀】
「九段線」入り地球儀、大阪の会社が全国販売…中国から輸入、政治的意図反映か

地球儀には南シナ海のほぼ全域が赤色の破線(九段線)で囲い込まれている 地球儀には南シナ海のほぼ全域が赤色の破線(九段線)で囲い込まれている

 大阪市内の卸売会社が国内で販売する中国製の地球儀に、中国が自国の権益を主張するため南シナ海に設定した「九段線」が表記されていることが2日、分かった。オランダ・ハーグの仲裁裁判所は九段線に「法的根拠はない」と判断し、日本政府も中国の排他的な支配を認めていない。同社は「係争中の“国(こっ)界(かい)”を記した」と釈明するが、南シナ海をめぐる中国以外の周辺国の主張には触れておらず、専門家は「中国の政治的意図を反映した商品だ」と批判している。

 問題の地球儀は東証1部上場の卸売会社「ドウシシャ」(大阪市中央区)が中国から輸入、販売する「パーフェクトグローブ」。平成20年から全国の小売店などで販売されている。

 中国やフィリピンなどが領有権を主張するスプラトリー(中国名・南沙)諸島を含む南シナ海のほぼ全域を中国大陸と台湾東部から南へのびた赤色の破線で囲い込み、南極近くにある注釈欄で破線を「係争中の国界」と説明。破線は中国が海洋資源や島の権益を主張するために引いた九段線と一致しているが、中国を除く周辺国が権益を主張する海域は破線で記されていない。

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