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【大学ラグビー】天理大、王者・帝京大に追いすがるも届かず

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【大学ラグビー】
天理大、王者・帝京大に追いすがるも届かず

【大学ラグビー 帝京大-天理大】試合終了間際、天理大・谷口(下)がゴールラインに飛び込むが、トライならずノーサイドとなる=秩父宮 【大学ラグビー 帝京大-天理大】試合終了間際、天理大・谷口(下)がゴールラインに飛び込むが、トライならずノーサイドとなる=秩父宮

 5-35。勝負の趨勢(すうせい)はほぼ見えていたが、天理大はあきらめなかった。

 後半20分、さらに23分にFBケレビが連続トライを奪い、反撃ののろしを上げた。場内をどよめかせたのは30分過ぎ。いずれも後半から途中出場した赤平、谷井、水野の第一列がスクラムを押し込み、相手ボールを2度にわたって奪う。FWの平均体重は帝京大が13キロ以上重かったが、赤いジャージーはずるずると後ずさり。プロップ山口主将は「スクラムには自信を持っていた。ターンオーバーできたのは成長」と胸を張った。

 現在、日本代表で共同主将を務める立川(クボタ)を擁し、2011年度の大学選手権で準優勝した。伝統的にバックスの展開力を持ち味とするチームカラー。当時も立川やFB塚本(サントリー)、WTB宮前(NEC)らタレントをそろえていたが、昨季から弱点だったFWのセットプレーを鍛え上げ、印象はがらりと変わった。

 ディフェンス力を買われ、大一番に抜擢(ばってき)された1年生のSO立見は「今季はバックスが目立たなかった。FWもバックスも強いチームにしていきたい」。関西リーグ2連覇に挑む来季。天理大がどう進化を遂げるか楽しみだ。(細井伸彦)

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