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爆発物探索、テロリストも制圧! 警察直轄「警備犬」導入へ 大阪府警、東京五輪までに複数匹

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爆発物探索、テロリストも制圧! 警察直轄「警備犬」導入へ 大阪府警、東京五輪までに複数匹

東京マラソンの開催を前に、不審物を探索する警視庁の警備犬=平成28年2月、東京都中央区 東京マラソンの開催を前に、不審物を探索する警視庁の警備犬=平成28年2月、東京都中央区

 大規模イベントのテロ警戒・警備や災害現場で被災者の救助などに当たるよう訓練された警察直轄の「警備犬」について、大阪府警が平成29年度以降、導入する方針を固めたことが府警への取材で分かった。2020(平成32)年の東京五輪までに複数匹の配備を目指す。

 警察には、事件現場で犯人を追う警察犬と、爆発物の探索や犯人制圧、災害現場での生存者捜索を行う警備犬がいる。前者は刑事部、後者は警備部に所属。警察犬が地面に残るにおいをかぐ「地鼻」が不可欠なのに対し、警備犬は大気中に残る爆発物のにおいをたどる「高っ鼻」が重要とされ、役割が異なる。

 全国の警察本部で直接管理する警備犬が配備されているのは北海道警、警視庁、千葉県警のみ。ラブラドルレトリバーやジャーマンシェパードなどの大型犬が任務に当たっている。

 府警警備課によると、府警では現在、複数の個人に委嘱し警備犬を運用。大阪マラソンなど府内開催の大規模イベントや関西空港などで危険物の探索業務に当たっているが、「犬を指導するハンドラーが警察官でないため、犯人制圧など危険を伴う業務は任せられず、活動に制約がある」(担当者)のが実情だ。

 28年4月の熊本地震や同5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で、府警は多くの警察官を現地に派遣した。府警幹部は「今後も災害救助や東京五輪など大規模警備が必要なケースが多くなることが予想される。運用の幅が広い警察直轄の警備犬の育成が必須と判断した」と導入を決めた理由を説明する。

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