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シカ肉でソーセージ作り 廃棄せず有効利用 小豆島で講習会

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シカ肉でソーセージ作り 廃棄せず有効利用 小豆島で講習会

イノシシやシカの肉を使ってソーセージ作りを指導する冨田さん(中央の白い帽子)=香川県小豆島町 イノシシやシカの肉を使ってソーセージ作りを指導する冨田さん(中央の白い帽子)=香川県小豆島町

 小豆島(香川県)の農作物に被害を与える野生のイノシシやシカの肉を有効活用して地域の資源にしようと、小豆島町の農村環境改善センターで講習会が開かれた。25人が参加して家庭でもできる8種類のソーセージ作りに挑戦した。

 小豆島では近年、イノシシなどに荒らされる田畑や農産物への食害が増え、市街地でも目撃されるなど、問題が深刻化している。昨年度は被害対策としてイノシシ1066頭、シカ900頭が捕獲されたが、そのほとんどは埋設処理された。

 講習会には、同町中山地区と土庄町大鐸地区のグループが、罠(わな)などで捕獲したイノシシとシカの肉を、ひき肉にして持ち寄った。ドイツで野生鳥獣の料理を学び同国の食肉マイスターの資格を持つ冨田秀樹さん(39)を講師に、参加者らは苦労しながらも、ヒツジの腸に詰めるウインナーとブタの腸に詰めるフランクフルトを作り試食した。

 被害対策にグループで取り組んでいるという白浜幹雄さん(69)は「家でも作れて保存もできるおいしいソーセージ。栄養のある肉なので有効利用して地域の活性化になるといい」と話していた。

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