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カネボウ商品の白斑被害訴訟、女性8人との調停成立 大津地裁

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カネボウ商品の白斑被害訴訟、女性8人との調停成立 大津地裁

 カネボウ化粧品の化粧水や乳液を使用し顔や首に白斑が生じたとして、滋賀や兵庫など4府県の女性8人が計約9500万円の損害賠償を求めた訴訟は27日、大津地裁(山本善彦裁判長)で調停が成立した。原告側の弁護団が記者会見を開き、明らかにした。解決金の額は不明。

 原告側によると、具体的な額を公表しないことを条件に、カネボウが8人全員に解決金を支払うことで合意した。小川恭子弁護団長は「損害賠償の基準を公表し、訴訟に参加していない被害者を救済するという目的を果たせなかったのは残念」と話した。

 会見では別の弁護士が「紫外線を浴びるとかゆくなるなどいまだに不自由がある。カネボウには多くの白斑に悩む人に誠実に向き合ってほしい」とする京都府に住む70代の原告のコメントを読み上げた。

 弁護団によると、カネボウの白斑被害に関する訴訟は各地で起こされており、7月には広島地裁で和解が成立している。

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