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初詣で冷えた体に「参拝ラーメン」どうどす 祇園で聖護院大根に「寿」、梅麩あしらい 魯山人好みのうす揚げほか京野菜総出演
初詣にラーメンはいかが-。京都・八坂神社近くのラーメン店が、大みそかから正月三が日限定の「参拝ラーメン」を提供する。京野菜の聖護院大根に「寿」の焼き印を付け、梅麩をあしらい迎春ムードを演出。「年越しそば」「年明けうどん」に続く新たなジャンルとして定着をねらう。
店は「祇園麺処むらじ」(京都市東山区)。鶏白湯(ぱいたん)スープに、俳優の佐々木蔵之介さんの実家「佐々木酒造」(同市上京区)の酒かすをブレンドしたスープは、あっさりした味わい。
具材には、京野菜の京人参(にんじん)や九条ねぎ、京水菜も使い、北大路魯山人も愛した「平野とうふ」(同市中京区)のうす揚げを焦がしたものや自家製鶏チャーシューをトッピングした。
一杯1300円。営業は31日午前11時半~翌午前3時と、正月三が日が午前11時半~午後8時。仕込み分がなくなり次第終了する。
店主の連恭子さん(47)は「初詣で冷えた体を参拝ラーメンで温めて」と話している。