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「危険な密集市街地」大阪が全国で最悪 糸魚川大規模火災は他人事ではない

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「危険な密集市街地」大阪が全国で最悪 糸魚川大規模火災は他人事ではない

 約4万平方メートルもの広範囲に延焼した新潟県糸魚川(いといがわ)市の火災は、全国に点在する人口過密地域にとって「対岸の火事」ではない。大阪府の場合、大阪市や堺市などに木造住宅の密集地があり、住宅密集地の面積は全国ワーストで最も広い。平成7年の阪神大震災では、神戸市の住宅密集地で大規模な火災が発生し、多数の犠牲者が出ており、住宅密集地の解消は喫緊の課題だ。

 国土交通省は24年、耐火建築物や道路の面積などを基準に「地震時等に著しく危険な密集市街地」を指定。対象地域は計17都府県約5745ヘクタールに及んだ。このうち大阪府は7市11地区の2248ヘクタールが指定され、次点の東京都(1683ヘクタール)を大きく引き離し、全国最多となっている。

 こうした状況を踏まえ、大阪府は26年から、各自治体と連携して住宅の建て替え事業などを進め、32年度までの問題解消を目指している。

 密集市街地の指定区域の面積が最も大きい大阪市では、生野区勝山など重点整備エリア(10カ所約410ヘクタール)で、狭い道路沿いの老朽住宅の解体を強化。跡地を防災用の空き地として利用する場合に、解体費を補助する制度を実施する。

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