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中学の会計担当職員が102万円横領、懲戒免職 車の改造費やマイカー購入の借入金返済などに充当

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中学の会計担当職員が102万円横領、懲戒免職 車の改造費やマイカー購入の借入金返済などに充当

 島根県雲南市立大東中学校の男性主事(22)がPTA会計など総額102万円余りの公金を横領していたことが分かり、県教委は22日、この職員を懲戒免職処分とした。県内では今年度、この職員を含めて教職員4人が懲戒免職処分を受けており、事態を重くみた県教委は、各市町村教委に対して服務指導の実態調査を始めた。

 県教委によると、この職員は平成26年4月の採用で同校に着任し、PTA会計や給食管理費の会計などを担当。同年7月下旬から今年10月末までの間、不正な払い出しなどを繰り返して総額102万7093円を横領した。

 着服した現金は、マイカー購入の借入金返済や車の改造費などに充当。今年11月下旬に、別の事務員が気づいて発覚した。

 この職員を調べる中で、27年11月~今年10月末の間に時間外勤務手当などを水増し請求し、総額41万1648円を不当に受け取っていたことも分かった。

 不正があった期間の校長や教頭らの管理責任も問われ、文書訓告を受けた。

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 県教委は「1年間に教職員の懲戒免職処分が4件に上るのは異例の事態」として、服務指導実態調査を開始。服務監督者として県内の各市町村教育長に調査を指示し、どのような服務指導を実施しているか各市町村の実態を報告させ、「不備があれば改善を求める」としている。

 県教委学校企画課によると、教職員の懲戒免職処分が4件あったのは、平成21年度以来。昨年度と26年度は1件だった。

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