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【おやじが行く】これは珍しい、肝臓にやさしい“しじみラーメン” 大阪・宗右衛門町「Shi43屋」

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【おやじが行く】
これは珍しい、肝臓にやさしい“しじみラーメン” 大阪・宗右衛門町「Shi43屋」

しじみラーメン「Shi43屋」 しじみラーメン「Shi43屋」

 忘年会シーズンも酣(たけなわ)。すでに肝臓はグロッギー気味だが、散々飲み食いした後、よせばいいのにシメのラーメン。体にいいはずがない。いいはずはないのだが、やめられない。

 だが五十を超えると、さすがにトンコツ、ニンニクのこってり系は翌日、胃もたれ、胸焼けで仕事にならない。ということで、おやじにやさしいラーメンは…と探し回っていたら、ありました、「しじみラーメン」。文字を眺めているだけで肝臓が癒やされそうだ。

 大阪・宗右衛門町にある「Shi43屋」。これで「シジミヤ」と読ませる。ラーメンは「しじみ塩ラーメン」(800円)と「しじみ味噌ラーメン」(同)の2種類のみだ。なぜ「しじみ」なのか? 「話せば長くなりますが…」と店主の杉山さんは説明してくれた。

 元広告代理店マンの杉山さんは4年前、出張先の高知でしじみラーメンの店に入った。「食べてみたら、仕事疲れもあってか、五臓六腑にしみわたるうまさだったんです。ちょうど転職を考えていたので、これだ、と思いましたね」

 知り合いの料理人たちからダシをとる方法を学び、試行錯誤。やがて、しっかりと“しじみ感”を出すには大量にしじみを使う必要があることに気づき、コストパフォーマンスの悪さに愕然(がくぜん)としたという。

 「でも、しじみ以外という選択肢はなかったですね。ブレたらあかん、これで勝負したろ、と」

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