産経WEST

【動画】国宝・薬師寺東塔の心柱、8世紀前半の伐採と判明…平城京で建立裏付け 平安時代の文献とも一致

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【動画】
国宝・薬師寺東塔の心柱、8世紀前半の伐採と判明…平城京で建立裏付け 平安時代の文献とも一致

薬師寺東塔の木材年代測定の結果が発表され心柱の伐採年が730年ごろと判明。心柱の測定部分を示す関係者=19日、奈良市(前川純一郎撮影) 薬師寺東塔の木材年代測定の結果が発表され心柱の伐採年が730年ごろと判明。心柱の測定部分を示す関係者=19日、奈良市(前川純一郎撮影)

 世界遺産の薬師寺(奈良市)で、1世紀ぶりの解体修理が進む東塔(国宝)を貫く心柱(しんばしら)などの木材が、奈良文化財研究所の年輪年代測定で8世紀前半の伐採と判明し19日、同寺が発表した。薬師寺は藤原京(奈良県橿原市、694~710年)に創建され、遷都に伴い平城京(710~784年)へ移転。測定結果は、天平2(730)年に東塔が完成したと記した平安時代の文献と一致した。

 東塔をめぐっては、藤原京から移築されたとする説もあったが、今回の調査により、藤原京の薬師寺を継承して平城京で新築されたことが裏付けられた。

 東塔の部材271点を調べた結果、8世紀前半に伐採された部材が複数あった。1階の天井板2点は樹皮も残り、729年と730年の伐採と判明。2本の木材が接がれた心柱(約30メートル)下部の最新年輪年代は719年だった。

 薬師寺は来年1月9日、解体修理した心柱をもとの位置に立てる「立柱式」を行う。

続きを読む

このニュースの写真

  • 国宝・薬師寺東塔の心柱、8世紀前半の伐採と判明…平城京で建立裏付け 平安時代の文献とも一致
  • 国宝・薬師寺東塔の心柱、8世紀前半の伐採と判明…平城京で建立裏付け 平安時代の文献とも一致

「産経WEST」のランキング