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【衝撃事件の核心】女子大生ら被害数百人、わいせつ電話魔は72歳の配送業…宅配伝票で個人情報入手、「10年間毎日かけた」

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【衝撃事件の核心】
女子大生ら被害数百人、わいせつ電話魔は72歳の配送業…宅配伝票で個人情報入手、「10年間毎日かけた」

 驚くべきはその執拗(しつよう)さ。男はこう話しているという。「10年前から毎日、わいせつな電話をかけた。数百人以上の女性にかけたはずだ」。1日1回、電話越しに女性の悲鳴を聞くことが“日課”だった。そんな男にも妻がいた。二人暮らしで、「妻に気づかれないように家の近所に車を止め、車内で電話をかけていた」という。

 陰湿な犯行は今年11月、ついに明るみに出た。奈良市内の女子大生(19)にわいせつな電話をかけたとして、男は県迷惑防止条例違反容疑で逮捕された。着信元の携帯電話の番号から契約者の男が浮上したという。あっけない幕切れだった。

恐怖で引っ越した女性も

 奈良市内の若い女性を襲ったわいせつ電話。いたずらだと無視できる女性もいれば、恐怖から日常生活がままならなくなった女性もいた。

 昨年11月ごろ、同市の女子大生がおびえた様子で奈良署に相談にきた。

 「ストーカーかもしれない」

 捜査関係者によると、女子大生は北関東出身。大学進学を機に奈良に引っ越し、ワンルームマンションで一人暮らしをしていた。

 ある日、アルバイトを終えて携帯電話を見ると、非通知の着信履歴と留守番電話を知らせるメッセージが。留守番電話を再生すると、聞き覚えのない、年配男性の声が流れてきた。

 「○○(女性の名前)ちゃん、デリヘルの予約を入れたいんやけど」

 間違い電話だと思えるはずがなかった。男は確かに、自分の名前を呼んだのだ。「電話番号と名前を知られている」。電話は一度きりだったが、女子大生はストーカーの存在を疑い、不安になって携帯電話を解約。「住所も知られているかもしれない」と、家も引っ越したという。

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