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ふるさと納税で議員手当アップは「NO!」苦情80件殺到→撤回 佐賀・上峰町議会

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ふるさと納税で議員手当アップは「NO!」苦情80件殺到→撤回 佐賀・上峰町議会

 佐賀県上峰町議会が、ふるさと納税で町の財政が改善したことを理由に議員の手当となる「費用弁償」の支給を増額しようとしたところ、ふるさと納税の寄付者から「議員の報酬のために寄付したわけではない」など80件を超える苦情が殺到し、議案を提出した議員は16日に撤回した。

返礼「佐賀牛」人気、寄付件数も全国6位…なんと歳入の25%に

 ふるさと納税で上峰町は特産の佐賀牛といった返礼品が人気で、ポータルサイト「ふるさとチョイス」では、平成27年度の寄付件数が全国6位に位置している。

 町によると、ふるさと納税による寄付は27年度に約20億6千万円(約9万1千件)、28年度は11月末までで約20億2千万円(約12万3千件)に上り、28年度の歳入約80億円に占める割合はすでに約25%にも達している。

 町議会は町の財政難を受け、本会議や委員会に出席した議員に1日2千円を交通費などとして支給する費用弁償を19年に中止した。その後、21年に千円の支給を再開。今年12月9日、無所属の議員が「財政が改善されており、元に戻す必要がある」として2千円に増やす議案を提出していた。

「懐に入れる気か!」

 この動きが報じられ、寄付した人から電話やフェイスブックへの書き込みで「納税でもうけ、議員の懐に入れる気か」「寄付を返して」といった批判が相次いだ。

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