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【ビジネスの裏側】よみがえる「SANYO」ブランド パナソニックのインド戦略で出番

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 パナソニックは現在、インドに洗濯機とエアコンの生産拠点を持つが、冷蔵庫は外部に生産を委託している。津賀一宏社長は「自社製で評価されるプレミアム商品を増やす」としており、インドで開発拠点の立ち上げに続き、高価格帯製品の工場を新設することを決めた。

次はアフリカ

 インド市場では、競争激化による採算悪化から日系電機メーカーが次々と撤退した。大手8社のうち現在も個人向けの事業を続けているのはパナソニックと日立製作所、ソニーの3社だけとなっている。

 代わって存在感を高めたのが現地企業や中国、韓国勢で、主要製品を現地生産するなどして価格を抑えシェア拡大に不可欠な中間層をうまく取り込んでいる。

 こうした中、パナソニックは知名度が高く価格を抑えた三洋ブランドで中間層を取り込みつつ、パナソニック製の高価格帯製品で富裕層を獲得する「二正面作戦」を展開する戦略だ。

 パナソニックのインド戦略には、この先さらに成長が見込まれるアフリカ市場への足がかりとする狙いも込められている。

 津賀社長は「アジアや中国、インドで生産した製品をアフリカに持っていくことができるようになりつつある。おのおのの地域を強化して製品をつくり、その製品を使って次の地域を攻めるという循環ができれば強くなる」と強調する。

 海外事業の持続的成長の鍵を握るインド市場。負けられない戦いは現地化の成否が勝敗を左右しそうだ。

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