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【関西の議論】「異常と思わないのが異常だ」県警本部長も絶句…なぜ起きる?“岡山特有”の用水路転落死亡事故

「今までここで落ちた人はいない」で放置

 有識者として参加した岡山大学大学院の橋本成仁准教授は「水路利用者や管理者からは否定的な意見が出てくる。年に2、3回の掃除を盾に許可してもらえない。それは『今までここで落ちた人はいない』という過去の成功体験の裏返しだ」と指摘した。

 この会議で、県は転落事故の発生状況や被害の大きさ、傾向を分析するために県下の消防署に転落事故の搬送データの提供を依頼していることを明言。「用水路転落事故は人の生命、身体に関わる大変な案件。1件でもそのような案件を減らしたい」と語った。

 その後、転落事故が多発した岡山市では、28年度当初予算案で用水路対策として約2億4千万円を計上。今後、市内61カ所での転落防止柵など設置する予定という。異常事態に対して、ようやく行政も動き始めている。

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